2007-01-01から1年間の記事一覧

脳:明暗の分布で質感 NTT研究所、物の質感とらえる仕組み解明

人間が物の質感をとらえる仕組みを、NTTコミュニケーション科学基礎研究所(神奈川県厚木市)と米マサチューセッツ工科大の共同研究チームが明らかにした。脳や網膜は、画像の中で明るい部分と暗い部分がどう分布しているかによって、表面の光沢や明るさ…

日本人の科学論文、影薄い工学・環境分野

日本人研究者の科学論文は、物理学や材料科学などの分野で世界をリードする例が多く見られるが、工学や環境などの分野では、やや影が薄い、という実態が4日発表された文部科学省・科学技術政策研究所の報告書で明らかになった。 同研究所は、米国の調査会社…

進化 : こいつは家族ではない

February 15, 2007近親交配は有害であり、それを避けるために多くの動物で遺伝的近縁度を評価する機構が進化してきた。そのような機構がヒトに組み込まれているかどうかについては今もって論争中だが、兄弟姉妹の行動の研究から、こうした機構があるとする説…

脳の右と左の構造の違いを生み出す分子メカニズムを解明

独立行政法人 理化学研究所 脳の右と左の構造の違いを生み出す分子メカニズムを解明 脳の進化の過程・社会行動の制御を探る新たな手がかかりに - 平成19年1月9日 ◇ポイント◇ * 発生時期の異なる2種類の神経細胞の誕生により左右非対称な脳構造を形成 * 発生…

日本人研究者の国際的知名度が低い理由

http://www.nature.com/nature/journal/v444/n7121/full/444817a.html Nature 444, 817 (14 December 2006) | doi:10.1038/444817a; Published online 13 December 2006 Cultural differences reduce Japanese researchers' visibility on the WebMasao Ito1…

ヒトの時間感覚の形成メカニズム

ヒトの時間感覚の形成メカニズム統合生理研究系 感覚運動調節研究部門目の前に視覚刺激が提示された時、我々はその刺激がどのぐらいの時間提示されていたかを感じることができる。このような感覚を時間感覚と言うが、「光陰矢のごとし」という格言もあるよう…